サプリメント

なぜサプリメントが必要なの?

スーパーに行けば大抵のジャンルの食材が手に入り、ちょっと特殊なものでも
通信販売などを利用すればほとんどの物が食べられる世の中になりました。

 

 

日本にいながら、そして自宅にいながら、世界各国の料理が食べられます。

 

そんな飽食と言われる時代に、食卓の料理から栄養素が足りなくなってきているのは、
どういった訳なのでしょうか。

 

 

現在の食生活は、カロリーは満たされていても、ビタミン・ミネラルなどの体の機能を
整えるために必要な栄養素が不足しているのです。

 

材料となる野菜も、昔に比べると栄養価がどんどん落ちています。

 

それは化学肥料に頼った農法が原因で、土からビタミンやミネラルが吸収されなくなった
ためだと言われています。

 

 

また加工食品の増加や食生活の欧米化により、さらに栄養を奪う調理や
脂質過剰な食事が多くなってしまいました。

 

 

本来、私たちの体が正常に機能するには、健康で栄養のある食材をできるだけ
加工しない状態で食べることが望ましいのですが、現代ではそれはなかなか
難しい状態です。

 

 

そこで栄養補助食品と言われるサプリメントが必要になってきているのです。

 

サプリメントはいろいろな種類のものが出ていますから、多くの人が1度くらいは
摂取したことがあるかと思います。

 

 

食材からの栄養が摂りづらくなってきている現状とは裏腹に、現代人の
健康志向は高まる一方です。

 

そのため、サプリメントの需要も急速に伸びてきています。

 

 

サプリメントは食品と言われているように、薬ではありません。

 

 

からだに不足しがちなビタミンやミネラル、ハーブなど精神的にもよい作用を
もたらす成分を含み、形状は錠剤や粉末、液体などいろいろあります。

 

 

薬局やドラッグストア、スーパーやコンビニ、通信販売などで手軽な値段で
購入できるようになりました。

 

自分の判断で購入、摂取できるものなので、サプリメントに関しての正しい
知識を持つことが大切になります。

 

サプリメントは安全?

毎日の生活の中でサプリメントは欠かせない、という人が増えています。

 

健康維持のため、ダイエットのため、美肌を目指して、などサプリメントを
摂る目的はそれぞれですが、多くの人が一度は何かしらのサプリメントを
飲んだことがあるのではないでしょうか。

 

 

サプリメントは普段の食生活ではなかなか必要量が摂れない栄養素を
補助するための栄養補助食品であり、薬とは異なります。

 

しかし食品だから体に負担はなくて安心、と過信してしまうのはいけません。

 

症状の改善を急いで過剰にサプリメントを摂取したり、既往症との不都合、
薬との飲み合わせによっては、体に何か異変が起こったり薬の効果を邪魔
してしまうものもあります。

 

摂取の仕方を間違えると副作用があらわれる可能性もあることをきちんと
理解し、自分に合った適量を摂ることが大切です。

 

 

サプリメントはたくさん飲めば効果が早くあらわれるものではありません。

 

安全に、そして効果的に摂取するには、必ず摂取量を守ることです。

 

飲み方は栄養成分や目的によって異なり、たとえばダイエット目的に食物繊維を
摂る場合は食前に摂り、空腹を満たして食べすぎを防ぎます。

 

 

逆に亜鉛は吸収が良過ぎるため、食前の空腹時に摂ると気持ちが
悪くなることがあります。

 

食後に飲むのが効果的なのは、脂溶性ビタミンA・D・Eです。

 

また栄養素同士の組み合わせとしては、ビタミンCとコラーゲンのように
一緒に摂ると効果がアップするものや、逆にビタミンEと鉄のように一緒に
飲むと効果を邪魔してしまうものもあります。

 

この組み合わせはサプリメントの飲み合わせだけでなく、普段の献立を
考える上でも参考になるでしょう。