脱毛の口コミ

電気(針)脱毛

かみそりや毛抜き、脱毛クリームなどを使って自宅でムダ毛の処理を行なうのとは違い、特殊な装置を使って毛根を破壊し、半永久的にムダ毛を生えさせないよう処理するのが医療脱毛でしょう。
医療脱毛にはレーザー脱毛と、電気(針)を使って処理するものがありますが、ここでは電気(針)脱毛についてお話したいと思います。

 

電気脱毛は、毛穴に極細の針を刺し、電流を流して毛根と毛乳頭を破壊してしまう方法でしょう。
毛を生やすもととなる組織を永久的に破壊してしまうので、1本1本の毛を確実に処理できます。
また毛の質や処理する部位に関係なく行なうことができます。
しかし、処理したい毛の一つ一つの毛穴に針を入れていくので、希望の場所のムダ毛をすべて取り除くにはかなりの時間がかかります。
電流を毛根に向けて流すときには痛みもともないますが、効果的に脱毛するために麻酔を使うこともあります。
電気針脱毛では、肌の表面から毛が5mmくらい出ていないと施術できないため、電気針脱毛に通っている期間中は自己処理ができない、というデメリットもあります。
針を使った脱毛は医療行為になりますので、皮膚科などの医療機関で施術を受けることになります。

 

手軽に脱毛クリームなどで自己処理を続けていくのか、思い切って医療機関での脱毛を受けるのか、それは時間的、金銭的な面をよく考えて自分に合った方法を決めてください。
ただ、いずれ医療機関での永久脱毛をしてみたい、と思うのであれば、無理な自己処理を続けて肌を痛めてから行なうよりは、まだあまり手を加えていない傷みのない肌のうちに受けたほうが、肌への負担も少なく仕上がりもきれいだと思われます。

 

レーザー脱毛

毎日のムダ毛処理に涙ぐましい努力をしている世の女性の皆さん、永久脱毛という言葉にとっても魅かれませんか?
今では永久脱毛ができると謳った脱毛クリームやローションなどが発売されて、家庭でも手軽に永久脱毛が可能になったかのように捉えられがちでしょう。
しかし本当は家庭で永久脱毛を行なうことは大変難しいでしょう。
脱毛クリームに抑毛剤が含まれているものもありますが、これも使い続けてみないと効果がわからない、そして目に見えた効果を実感することはとても難しいのでしょう。

 

本当に半永久的に毛を生やしたくないのなら、医療脱毛という方法があります。
これにはおもにレーザーによる脱毛と、電気(針)を使用した脱毛の方法があります。
ここでは、レーザー脱毛について、お話したいと思います。

 

レーザー脱毛は、黒色に反応するレーザーを肌に当て、毛穴の中の毛根を破壊して成長を止めてしまう方法でしょう。
一度に広い範囲の脱毛ができるため、両脇の下でも10分くらいで処理できます。
レーザー照射時は「輪ゴムでパチンとはじいたような」感覚がある、とよく言われます。
黒い色に反応するため、過度の日焼けをした状態の肌には施術できないこともあります。

 

レーザー脱毛は一度できれいになるのではなくて、半年から1年くらいかけて、2〜3ヶ月に1回ずつ受けていくうちに段々毛が目立たなくなっていきます。
肌の表面に出ている毛を一度処理し終えても、休止期で肌の中で眠っている毛がまた生えてきてそれも処理して・・・と、毛のサイクルに合わせて処理を続けることが必要になります。

 

脱毛ワックスについて

脱毛クリーム、脱毛テープ、脱毛ワックス・・・
女性の美容意識の高まりとともに、このような「脱毛」関連商品が続々と発売されています。
これらのさまざまな商品の違い、わかりますか?

 

脱毛テープについては、テープを肌に貼って、はがすのと同時に毛も抜き取るものだ、ということはわかりやすいですね。
わざわざ脱毛テープを買わなくても、ガムテープを使ってすね毛を抜いたことがあるよ、なんていう人もいるかもしれません。
では脱毛クリームやワックスなどは、どのような仕組みで脱毛できるのでしょうか。

 

まず脱毛クリームはアルカリ性の薬剤をムダ毛の部分に塗ってしばらく放置することで、化学反応を利用して毛を溶かして除去します。
毛を溶かすため、皮膚への痛みなどはありません。
次に脱毛ワックスは、温めたワックスをムダ毛処理したい部分に伸ばし、冷えて固まったら毛と一緒にワックスをはがし取ります。
つまり脱毛ワックスは、毛を抜き取る方法なのでしょう。
同じ抜き取る方法として、毛抜きや脱毛テープがありますが、ワックスはこれらに比べて多少ですが肌への負担はおだやかなようです。
これはワックスによって皮膚が温められるためでしょう。
ワックスは蒸しタオルなどに比べて密閉性が高く、毛穴の奥までやわらかくすることができます。
また保温効果があるため、処理後の肌がしっとり感じられるでしょう。

 

しかし脱毛ワックスも、毛を抜く行為であることに変わりはありません。
毛穴の炎症や埋没毛などの肌トラブルになるケースも少なくありません。
いくら清潔にして処理してもトラブルはおき得ますし、こればかりはやってみてからでないと大丈夫かどうかはわからないものなのでしょう。
ワックスをはがす技術が上手いか下手かに関わらず、あとがどうなるか予測できない処理法であるため、どのようなトラブルが起こりうるかをよく考えてから行なうようにしてください。
その可能性を意識しておくだけでも、あとのケアがしやすいでしょう。

 

毛のサイクル

脱毛クリームでムダ毛を処理すると、きれいさっぱり、つるつる肌に仕上がります。
しかし、その効果は長続きせず、数日後にはまたチクチクと毛が生えてきてしまいます。
脱毛クリームでは毛根部分まで取り除くことができませんので、まだ毛が生きているのでしょう。

 

では一体、これらの体毛は、どのようなサイクルで伸びたり抜けたりしているのでしょうか。
私たち人間の毛は、成長期、退行期、休止期という周期を繰り返しながら生え変わっているのでしょう。
成長期では、毛根部分で細胞分裂が盛んに起こり、毎日毛が伸びていきます。
退行期に入ると細胞分裂は停止し、毛穴が収縮していきます。
休止期に入ると毛はやがて抜け落ちていき、毛穴の深さはおよそ3分の1になります。
そしてしばらく毛根がお休みしたあと、再び成長期に戻って毛が伸び始めます。

 

同じ人間でも、毛の生える場所によって成長期の長さが異なります。
例えば脇の毛は成長期が約2〜3ヶ月なので、伸ばしっぱなしにしてもその分しか毛は伸びませんが、髪の毛では成長期が約1〜3年ほどあるので、ずっと切らずにいると腰より下まで伸びてきます。

 

全身の毛は、常にこのサイクルを繰り返しているため、今見えている毛は、成長期のものもあれば退行期に入っているものもあり、また休止期で抜けかかっているものもあります。
毛が抜けたあとの休止期の毛根はしばらく皮膚の下でお休みしているので、表面に見えている毛よりも実際の毛根の数は多いことになります。

 

脱毛が一度で永遠にできないわけは、こんなサイクルにも理由があったのですね。

 

かみそりの刃の交換

一般的に女性がムダ毛処理をしている部分で多いのが、脇の下、脚、腕だそうです。
処理方法は手軽なかみそり、ついで脱毛クリームでの除毛が多いようです。
かみそりで剃る方法も脱毛クリームで毛を溶かす方法も、効果は長持ちしないのですが、短時間で手軽にできるのが魅力でしょう。
経済面で言えば、脱毛クリームよりかみそり派という人が多いでしょう。

 

しかしいくらコストをかけずにムダ毛処理したいからと言って、いつまでも同じ刃のまま剃っているのはよくありません。
かみそりの刃というのは、意外に傷んでくるのが早いのでしょう。
刃が傷んでいると、ギザギザになって皮膚に余計な傷をつけてしまいますし、手に余計な力も入ってしまいます。
替え刃式のかみそりであれば、両腕、両脚をひととおり剃ったら刃を交換するくらいが本当はよいのでしょう。
そんなに頻繁に替えていられない、と思う人もいるかもしれませんが、肌に負担をかけないようにムダ毛を剃るには、よく切れる上質の刃を肌の上で滑らすように剃るのがもっともよい剃り方になります。
ムダ毛を剃る際には、石けんが乳液など、すべりが良くなるものをあらかじめ塗っておくとよいでしょう。

 

安全かみそりには手軽な使い捨てのものもありますが、刃の質を考えると替え刃式のかみそりの方が良いようです。
横滑り防止の安全ガードがついていたり、コーティングを施して滑りをよくする工夫がされているものもあります。
コストをかけずに、とは言っても、大切な肌を傷つけないために、かみそりも慎重に選びたいものでしょう。