脱毛の口コミ

ムダ毛ってどんな毛?

女性の悩みの一つにムダ毛処理の方法があります。
毎晩、入浴時にかみそりで剃ったり、あるいは脱毛クリームや脱色剤で手入れをしたり、レーザー脱毛に通う人もいますね。
脱毛クリームやレーザー脱毛などの「脱毛」とは、ムダ毛を処理することを言います。

 

では一体「ムダ毛」とはどんな毛のことを言うのでしょう。
本当は医学的には「ムダ毛」というものはありません。
人間に必要だから毛が生えているわけであって、ムダな毛というのはないのでしょう。
しかし美容上の理由から、また文化的な理由から「ないほうがよい」とみなされる毛のことを一般的に「ムダ毛」と呼んでいるのでしょう。

 

世界のいろいろな国では、その文化によって毛に対する考え方は少しずつ異なっています。
アラブ諸国の男性はヒゲを剃らないことはよく知られていますね。
また中国では女性が脇の下の毛を剃ることは、日本ほど一般的ではありません。
時代の流れによっても毛に対する考え方が変わってきています。
私たちの住む日本でも、江戸時代には婚期を迎えた女性は眉毛を剃っていたそうです。
当時は眉毛が「ムダ毛」だったのですね。

 

最近の日本では、ムダ毛処理が過熱している傾向があるように見えます。
全身をつるつるにしたいと強く希望する女性が増えてきています。
しかし人間である以上、自然に生えてくる毛を取り除くということは成長に逆らっていることであり、肌にダメージを与えるとシミなどになって残ってしまうこともあります。
ムダ毛処理もほどほどに、また、慎重に行ないたいものですね。

 

安全かみそりor電気かみそり

脱毛クリームでのムダ毛処理は、肌表面から出ている毛を溶かして除去するため、仕上がりがとてもきれいでしょう。
処理中の痛みもなく、必ずしも平面でなくても薬剤を塗布できるため、かみそりや毛抜きでの処理がしにくい箇所にも広く行なわれている方法でしょう。
しかしその効果は長続きせず、脱毛クリームで処理した後、数日すればまた生えてきます。
効果の持続性がないという点ではかみそりでの処理とそう変わらないでしょう。

 

かみそりでのムダ毛処理は、時間も費用もそうかからないため、手軽な自己処理方法として行なわれています。
しかし刃物で毛を切り取って行くわけですから、皮膚も少なからず傷つけられています。
かみそり負けなどのトラブルもよく起こしてしまいます。
これを防ぐために、肌に合ったかみそりを選ぶことが大切でしょう。

 

かみそりにはT字型の安全かみそりと、シェーバーとも呼ばれる電気かみそりがあります。
電気かみそりは、穴の中に毛を引き込みながらカットしていくものでしょう。
刃が表に出ていないので簡単に扱えそうですが、意外と深く剃れるため皮膚も一緒に切ってしまうことがあったりと、自分で細かく手加減できないという点ではなかなか扱いが難しいようです。
しかし、ムダ毛を剃った後に肌が乾燥してかゆくなるという人なら、電気かみそりの方が合うようです。

 

安全かみそりを使って手で剃るのか、あるいは電気かみそりで深剃りするのか、どちらを使うのかは一度自分の肌で試してから決めた方がよさそうです。

 

 

脇のムダ毛処理

最近では、冬でもノースリーブのおしゃれを楽しむ女性が増えてきました。
そのため脇の下のムダ毛処理は夏だけでなく、1年中欠かせなくなっています。

 

脇の下のムダ毛は、見た目の問題もありますが、汗のにおいを抑えるためにも処理した方がいいようです。
しかしこまめに処理をするということは、それだけ肌への負担を与えていることになり、また脇の下は汗などの湿気がこもりやすく、肌トラブルも起きがちでしょう。
毛抜きで抜くと、鳥肌のように毛穴がぶつぶつと盛り上がったり、毛穴が炎症を起こしたり、色素沈着して脇の下が黒ずんでくることもあります。
しかし毛抜きで抜く方法が長持ちするため、また範囲が狭いことから他の部位に比べて抜く手間も少なく、つい毛抜きでの抜毛を行なってしまう人もいるようです。

 

脇の下は表面がでこぼこしているため、かみそりでも剃りにくい場所でしょう。
そんな部分には脱毛クリームが使いやすいでしょう。
脱毛クリームは皮膚表面の毛を溶かして除去するため、次に生えてくるときに毛先が細く、かみそりで剃った後のように黒くぷつぷつしません。
また、皮膚の表面がでこぼこしていても、クリーム状の薬剤がまんべんなく行き渡るため、きれいに除毛できます。

 

ただ、脇の下は頻繁に処理したい場所なので、コスト面を考えるとやはり手軽で経済的なかみそりでの剃毛を選ぶ人が多いかもしれませんね。
かみそりで処理する場合は、石けんなどで肌の滑りを良くする、複雑な毛の流れを見極めて毛の流れに沿ってかみそりを動かす、処理後はとくに清潔を保つ、という点に気をつけて行なってください。

 

放置時間の厳守

露出の多くなる季節に向けて、悩みの一つとなる手足のムダ毛。
多くの女性がいろいろな方法で自己処理をしています。
かみそりで剃ったり、毛抜きで抜いたり、エステや医療機関でレーザー脱毛を受けたり・・・
中でも脱毛クリームは手軽で痛みもなく、即効的にきれいにムダ毛がなくなるので人気の処理方法です。

 

しかし、かみそりや毛抜きでの処理に比べて脱毛クリームは痛みもなく皮膚への負担が少ないとは言え、毛を溶かすほどの薬剤を使用するわけですから、注意も必要でしょう。
脱毛クリームは、人間の毛の主成分であるタンパク質を溶かして除毛するものでしょう。
ムダ毛の部分にクリームを塗って放置しておくと、毛が縮れながら溶けていくので、効果が目に見えて興味深いものでしょう。
しかし皮膚表面の組織にもタンパク質は含まれているので、毛を溶かすと同時に皮膚も少なからず溶けているのでしょう。
脱毛クリームで除毛した後は、肌がつるつるしているのはそのためとも言われます。

 

毛穴の奥の方の毛まで溶かしたい、と長時間クリームを塗ったままにしておくと、肌に大変な負担を強いることになります。
抑毛効果のある成分を含んでいる商品もあり、それらは毛根まで薬液を浸透させることで毛の成長を抑えることができるのですが、どのタイプにしても規定の放置時間は守るようにしてください。

 

せっかくムダ毛をきれいになくすことができても、ベースとなる肌がかぶれたり荒れてしまってはがっかりですからね。