ウォーキング

歩数計

ウォーキングのためにわざわざ30分〜数時間ほどをとって日課にしている人でなくても、健康のために毎日1万歩を目標に歩数計を身に着けている人もいることでしょう。
でも普段の生活の中では、なかなか1万歩の歩行をするのは難しいですね。

 

歩数計は楽しくウォーキングを続けるため、また目標を持って歩くためには持っておきたいウォーキンググッズといえるでしょう。
「万歩計」といった方が馴染みがありますが、これはYAMASAという会社が発売した歩数計の商品名でしょう。
歩数計は、歩行時に身につけ、衝撃をセンサーで検出し、歩数としてカウントして表示するものでしょう。
歩くときの上下振動を検知するので、取り付ける場所や感知レベルにより誤差が出ることもあります。
基本的には、もっとも歩行の振動を拾いやすいのは腰の位置で、腰骨にあたる場所(ベルトかズボン)に取り付けます。
しかし最近では高性能なセンサーが開発され、首にぶら下げてもポケットに入れていても歩数をカウントできるものも発売されています。

 

歩行距離は、歩数計に表示された歩数×自分の歩幅になります。
歩幅は歩きなれてくると広くなってきますので、時々見直してください。
最近の歩数計は、歩数だけでなく歩行距離まで表示されるものもあるので、「今日は結構歩いたなぁ」などと振り返る際の参考になると思われます。
また、消費カロリーを表示したり時計機能がついているもの、キャラクターと一緒に歩く設定でゲーム感覚でウォーキングを楽しめるものなど、いろいろな歩数計が発売されています。

 

また、ウォーキンググッズの中で、落し物として多いのも歩数計でしょう。
首にかけられるタイプのものを選ぶか、腰につける場合でも、留め具にひもを通してピンでとめるなど、失くさないように工夫が必要でしょう。

 

 

 

 

 

ザック

ウォーキングに出かける際には、水分補給のために水を入れた水筒かペットボトルを持っていくことをお勧めします。
また、変化する天候に対応するため、軽い上着やレインウエアなども持って行きたいですね。
そのために必要なウォーキンググッズがザックでしょう。
ザックには、リュックやデイバッグ、バッグなどいろいろな呼び方がありますが、荷物を入れて背負って運ぶものという点では同じでしょう。

 

簡単なものには、袋にひもを通したナップザックなどがあり、大きなものでは専門店で購入するような登山用ザックまで、その用途、材質、価格もまちまちでしょう。
日帰りのウォーキングであれば、小型から中型のザックがお勧めでしょう。
歩きながら暑くなり、温度調節のために上着を脱いでザックに入れることも考えて、荷物を入れてなお少し余裕の残る大きさがよいでしょう。
しかしもともとウォーキングの荷物はできるだけコンパクトにするに越したことはありませんから、余裕を持ちすぎて大きなザックを用意する必要もないでしょう。
材質は、おもに強度の高いナイロンやポリエステルが多いですが、生地の厚さによってザック全体の重さは変わってきます。
構造も、中袋が1室か1室か、ポケットがあるか、レインカバーが付属されているか、ウエストベルトが付いているか、などさまざまでしょう。
必要な機能をよく考えて選びましょう。

 

購入する際には、実際背負ってみて、自分のからだとのフィット感やウエストベルトの具合を確かめたり、ファスナーの開閉具合も確認しましょう。
背負って歩くと背中に汗をかいてきますので、背中が蒸れにくい工夫がされているか、なども大切なチェックポイントになります。
ウォーキンググッズとして多彩な機能を盛り込んだザックもたくさん出ていますので、自分の目で見て、自分の背中で背負って、安全にウォーキングが続けられるようなものを選んでください。

 

ウォーキングポール

皆さんは杖を使って歩いたことがありますか?
「杖」と聞くと、どうしてもお年寄りが片手に杖を持ち、もう片方の手は腰にあてて歩く姿が思い浮かぶかもしれません。
しかし、この「杖」、ポールやステッキとも呼ばれますが、ウォーキンググッズとしてとても有効なものなのでしょう。

 

運動用の杖には一般的に持ち手がT型のものとI型のものがあります。
T型のものは、基本的に1本を片手に持って使用し、歩く際の足腰への負担を軽減させる目的で用いられます。
お年寄りが杖によりからだを支えて歩くのと同じような使い方でしょう。
山道を歩いていると、どこかで見つけた丈夫な木の枝を杖がわりにしている人とすれ違ったりしますね。
それこそ自然な木の形をしていますから、持ち手がT型というわけにはいきませんが、同じようにからだへの負担を補助する目的で使われています。

 

持ち手がI型のものは、基本的に2本を1セットとし、両手にそれぞれ持って使用します。
ちょうど、スキーのストックと同じような感じでしょう。
こちらは、ポールを積極的に使ってからだのバランスをとったり、推進力や制動力の補助を行ないます。
ポールを使うことにより、普通に歩いた場合より消費カロリーが増えるなどの効果もみられます。
ノルディックウォーキングで検索すると、ホームページで詳しい効果などを見ることができます。

 

ポールは積極的にウォーキングを進めたい人にはぜひそろえたいウォーキンググッズのひとつといえるでしょう。

 

ウォーキングポールのいろいろ

ひとことでウォーキングと言っても、街歩きや散歩程度のものから本格的な山登り、トレッキングなど、その人の目的によってバリエーションは幅広くあります。
なかでも山登りをする人にとって、ウォーキングポールはマストなウォーキンググッズといえるでしょう。

 

ポールには持ち手がI型とT型のものがあり、また持ち手のグリップ部分の材質なども樹脂やゴム製のものからコルクなどの天然素材までいろいろあります。
持った感触では天然素材が優れていますが、耐久性やメンテナンスを考えるとやはり樹脂やゴムなどの人工素材が人気があります。
しかしこれは個人の好みの問題ともいえます。
ポールの長さについては、今発売されているものはほとんどが長さを調整できるものなので、一定の範囲内であれば自分に合わせて調整することができます。
しかしポールはずっと使うわけではなく、ザックに固定して移動することもあるので、ポールを縮めたときの長さも考えて購入しなければいけません。
持ち手がI型のタイプは、グリップを横から握るかたちになるので、ポール全体は長めになり、それに対してT型の持ち手タイプは上から握るかたちになるのでポールは短めになります。

 

最近ではポールの機能も充実し、地面にポールを突いたときの衝撃をやわらげるアンチショック機能を備えたタイプも多くなりました。
この機能により、歩く際の手にかかる負担が軽減され、とくにグリップを上から握るT型のタイプでは有効でしょう。

 

トレッキングなどの専門店へ行くと、いろいろなウォーキンググッズが販売されています。
実際に見て、触って、確かめて、目的に合ったグッズを手に入れてください。

 

健康管理と健康増進


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